10月1日のみらくるCAFE
今回のみらくるカフェは、前回の最終目標であった各チームの「宣言文」をつくることに費やしました。この「宣言」が今後の指標になることから、参加者のみなさんも現在の最重要項目として位置付けられていたこともあって、3時間ほどたっぷりと時間をとって作り上げました。 「宣言文」づくりはウンウン唸ることになるかもしれないことから、学生スタッフの齊藤さんと内記さんが考えたアイスブレイク表情伝言ゲームで開始しました。 三つの表情を伝言していきましたが見事伝わらず、伝えることの難しさと表情筋の運動の学びになりました。
1番目のしましゅんさんと最後の佗助さんによる答え合わせ。 いい表情で大間違い。
宣言文の作成ワークに入る前に、これまで参加者にお任せしていた各チームのこれまでの振り返りを、ファシリテーターの平元美沙緒さんと一緒に行いました。 折に触れて振り返ってみると、客観的に再考できたりしていいですね。
宣言文づくりに先んじて、チームが夢見る未来像やそのために必要だと考えること、自分たちが取り組むことを改めて考えなおしました。 チームができたときは「ワタコウで稼ぎネタを考える」だったチームが、これまでに二度の変遷を経て議題が「新屋の町家を残すためのじぇんこネタとは?」に変わりました。元々の想いが議題や目的、未来像に反映されたと思います。
■宣言文 美大やガラス工房たちとともににぎわいをつぐる まぢぃや(町家)どがまぢぃの中(町の中)で アートリレーションにより モノ・ゴト・ヒドがつながるどこさなってくためにやってらった そせばおらほのくらしど歴史をわかっておらがだでなんでもかんでもおもしぇごどできるどこがあらーず もっどいえば じぇんこネタをみづけてやるだめに ときどきじぇんこもらってあそびにきてもらうど やるびょん! ■目的 地域のくらし・歴史を感じられ自分たちで自由に何かできるわくわくすることを発想できる場をつくりたい! ■未来像 美大やガラス工房とともににぎわいを生む町家、町並みの中でアートリレーションにより、モノ・コト・ヒトがつながる地域になる。 ■取り組むこと 稼ぎネタを見つけ実現する 各シーズン有料イベントなどを開催 例)カルチャースクール 花見酒、月見酒、雪見酒、駄菓子屋、映画上映会
「世代を超えた居場所づくり〜食を通じて〜」を議題としてスタートしたチームも、これまた二度の変遷を経て「みんなのまち」に変わりました。”みんなの”という難しいテーマに取り組もうとしています。
■宣言文 私たちは 「わけないためにわけあう」「わけあうためにわけない」世界を目指しています なぜなら 私を助けてほしいからです この目的を達成するために ウィ〜ッス!と言い合える町にしていきます 具体的には 全住民が全住民を知り合うチャンスをつくる 「全町無名人図鑑」を編纂します その第一歩として ハイタッチデー運動に取り組みます ■目的 気軽に積極的に「私」が助けてもらい、そして「あなた」を助けるような町にしていくため。 ■未来像 人種・世代・性別・趣向などで人を区別しない世界。そのような世界ために、各々が持っている資源を分け合うような社会。 ■取り組むこと 全町民がウィ〜ッス!とフランクな挨拶を交わせるような町にしていくために、全住民が知り合える機会となる「全町無名人図鑑」を編纂する。またこの編纂するために、メンバーが全町的に気軽な関係を形成することを目指して全町にハイタッチ運動を展開していく。このハイタッチ運動は、全町民がフランクな挨拶を交わすきっかけになり、お互いを気軽に助けあう関係へとつなげ、「別けないために分けあい、分けあうために別けない」世界へ到達させる第一歩となる。
どんな未来を目指すために考え動くのかがはっきりしました! 次の大きな動きは12月18日までに、チームのコンセプトに合致する”何か”の実施です!!ほとんど時間がないので手持ちの資源を大いに活用することになります。 それもまた楽し、です。 次回のみらくるカフェは11月5日 いつものところでいつもの時間に 新たなお客さんもお待ちしています