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みらくるカフェの報告会を兼ねたイベントを開催しました!(※ただしそれは3月4日)

みらくるカフェの記事を随分とほっぽらかしておりました! すみません。 さて昨年度の終わりの締めとして、みらくるカフェのメンバーによる活動やそこに至るまでの長い道のり報告と、まちづくりに関わって経験を積んでこられた方々のレクチャーとを合わせた「ぶっちゃけみんなまちづくりっていうけど何やってんの?っていうお話の一部のコト…と、まちづくりプレイヤー活動報告会」を3月4日に開催しました。

■レクチャー:稲村理紗さん、おさんぽこびとさん、齋藤一洋さん

市民活動のアドバイザーとして東北各県を中心にご活躍の稲村理紗さんから

「足引っぱりから手引っぱりへ~応援する人のための応援の仕方~」と題した、活動をしている人への応援の仕方をお話いただきました。

自分たちの「得意」でまちにそっと幸せを届けるおさんぽこびとさんから

「小さなわくわく届けたい」と題し、じぶんのやりたいことを実現し、ともだちのやりたいことを手助けしながら、いろんな興味に取り組んできたこれまでの「おさんぽこびと」さんの成り立ちと活動を紹介していただきました。

どのように見ながら歩くとまちが面白くなるかを実践し教えてくれる齋藤一洋さんから

「マチアルキノススメ」と題して、まちの面白い物やこれまで作られてきた手書きマップや街歩きイベント、ダンボール作家?として作られたたくさんの面白い物などを通して、まちの魅力は自分で探すと見つかるということを知ることができました。

このお三方からのお話を聞き、そして、みらくるカフェから生まれた二つのチームの成り立ちと活動紹介が行われました。

■みんなのまち班

みんなのまち班は、同じまちで暮らしている者同士、みんなが少しずつお互いのことを知っていればお互いがお互いを少し手助けし合える、そんなまちになるんじゃないかという希望を見出したチームです。

ほんの少しでもお互いを知るには、ただすれ違うだけではやはり難しいと考えて、基本的なことかもしれませんが時候にあった挨拶をかわすまちにすることを一つの目標として掲げました。その第一歩としてチームメンバーは、まちですれ違うすべての人に「おはようございます」とか「こんばんは」とかの挨拶をする活動を行いました。この活動がいずれ、まちで人に出会ったら気軽に「オッス」というような挨拶ができるようになっていけば、手助けが欲しい時には”助けが欲しい”と、手助けをしたい時には”助けたい”と、そして手助けを必要としない時には”必要ない”と気軽に言えるようになる。それが本当の助け合いのまちだと「みんなのまち班」は考えたようです。

みんなのこころに響く報告でした。

■新屋の町家を残すためのでじぇんこネタとは?チーム

新屋には秋田市内ではもはや数少なく点在するという現状の秋田町家が、まだ数軒かたまって残っています。数少ないそれらを活用して行くことで継続的に残し、保全していきたいという思いや意見を持つ人はたくさんいますが、実際にどうやっていけるのかということは千差万別でその場所にあった方法を模索していくしかないのかもしれません。そこで「町家でじぇんこチーム」は、秋田の人は宴会好きだから、宴会やって会費から少しプラスを出し、それを保全に回していくというサイクルをまず見出しました。さらに、町家の内部様式を残したままでどのような活用が可能かをいろんなイベントをすることで探っていこうとする実験的取り組みをしていこうとしています。 楽しさとやる気に満ち溢れた報告でした。

■グラフィック・レコーディングを用いたふりかえり

今回のイベントは、秋田公立美術大学でグラフィック・レコーディングのカリキュラムを研究しているグループが開く講座の最終課題の場としても提供されていました。

最初のレクチャーから報告、報告へのレクチャラーからのコメントや会場からの意見など、すべてをグラフィックで記録していくというとてつもない技術を見せてもらいました。受講生が自分が担当した部分のグラフィック・レコーディングを用いて、あらためて紹介しながらふりかえりをしていただいたことで、話を聞いているだけではまとめきれないことが全体として頭に入ってきたり、イメージとして残ったりしました。話の中で出てきたことの関係性も示してもらえたことは、とてもありがたいことでした。

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わたしたちは、H28年度のみらくるカフェをまちづくりプレイヤー育成の場として特化し、まちづくりプレイヤーになるための気楽な対話を通した深い深い思索のプログラムを実施してきました。そこから全く異なる二つのチームのたどり着いた深みに、わたしたちも喜びを噛み締めています。 これに自信を得て、H29年度はまた少し変化させたプログラムをお送りいたします。

まずはここへ来てみる。それが私たちがもっともおすすめすることです。

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