８月１９日のみらくるカフェ

８月１９日のみらくるカフェは、第１ターンの発表会各チームどんな企画を実行したのか、とても楽しみにしておりました。

そしてここではどんなことをやってるんだろうと、今回も新しい方がお見えになり、そして久しぶりの仲間も顔を出してくれました！

さて、いつも最初にやるアイスブレイク。今回は秋田公立美術大学の齊藤夏帆さんに考えていただきました。A４用紙１０枚まで使って長い棒を作る。そしてそれを釣竿のようにもって１０秒保てて一番長いチームの勝ち！というものでした。すべてのチームが釣竿を作っていましたが、他にもいろいろ考えられそうですね。そしてこれ、とてもおもしろいです！

今回も平元美沙緒さん、齊藤夏帆さんのお二人に進めていただきました。

さあ、発表ですが、みらくるカフェでは発表はお任せ、というスタンスではありません。発表前の確認や発表準備でも、気にしておきたいことをなどを示すようにしています。

一度企画をワークシートを参考に振り返ってみることにしました。

チームのコンセプトを確定していく中で出していった夢や願い、目的、目標、そして今回の企画内容、試してみて感じた可能性、もっとも面白く感じたことなどについて考えました。特に重要だと考えたのが、企画を実施してみて感じた可能性を出してみるということです。可能性を言葉にしてみると、企画の意義などにより深みが出てくるように思います。

発表はナヤミキクヨノートを新屋駅に置いたり、あらや水祭りで悩みを短冊に書いて竹に付けるのをやったりしたナヤミキクヨチームから。悩みってその人にとっては深刻なこともあって、だから余計に周りの人に話せない。だから抱え込んで苦しくなる。もしかして知らない誰かにだったら、打ち明けて、打ち明けることで少し気が晴れるかもしれないと取り組みました。ノートにはルールがあって、直前に書いてある悩みにお返事してから自分の悩みを書くというもの。知らない人からでも何かお返事があるのもなんとなくうれしいですね。駅のノートは３週間置かれたそうですが、結構な悩みとお返事が書かれていました。このまま置かれるかもしれません。

※発表準備中、前においでおいでをする久光さん。

次はアポーペンチーム。アポーペンとはピコ太郎のpen pineapple apple penからきてます。ペンパイナッポーアッポーペンの最後ですね。それがつなげるを意味していまして、近隣の三つの地域＜新屋＞＜河辺＞＜雄和＞を結びつけるようなことを考えたいというテーマでした。そこで、河辺在住の写真家である、”ヒゲの”遠山さんに写真を学びながら三つの地域を巡る旅が企画されました。箇所箇所の感動レベルが高く、とても時間を費やすことになったそうで、発表でも時間が足りませんでしたが、チームも参加者も楽しんだことがとても伝わってきました。美大生の藤川さんの学内に掲示したチラシもずいぶん効果があったようです。

そして次はオープンデータで遊ぼうチーム。企画はネットで出てきた情報で、公共交通機関を使って秋田駅から大森山動物園、そしてガラス工房、高長寿司を経て秋田駅へ帰るというものでした。

検索すると秋田駅からJRで新屋駅へ、新屋駅近くの西部サービスセンターからバスで大森山動物園へとなったそうですが、バスの待ち時間が４０分くらいあるそうで、接続の悪さに少しがっかりしたそうです。他の方法はないかとバス路線を探したところ、秋田駅からバスのまま大森山動物園まで行くもののあったそうですが、簡単にはわからなかったとのこと。行こうと考え、実際に実行してみてわかることかもしれません。そして最も難儀したというのが大森山からガラス工房などがある新屋表町通りへ行く方法。バスを降りてずいぶん歩かないといけないそうです。おそらく今後は市民からも要望が出そうなルートですね。汗をかきまくったので高長寿司で昼からビールを飲んだそうですが、公共交通なので安心して秋田駅までお帰りになられたそうです。

四つ目に発表されたのはミシンチーム。このチームはミシンを買う余裕はないけど、ミシンを使いたいという人々が、ミシンを通じて新しい交流や場を生み出せないかと考えてチームです。この発表では、縫い物を頑張ってやってできたけれども下手で壊れてしまう、ミシンがないから…というムービーを見せてくださいました。このムービーが面白いので、また後ほどアップしたいと思います。さて、今回で今年度の第１ターンが終了しました。次回９月２日から、１０月７日、１１月１１日、１２月２日、１月１３日の全５回を経て、２月３日には１年を通した発表会を行います。これからもみらくるカフェは、まちづくりプレイヤーになれちゃう面白いプログラムをご用意していきたいと思っています。まずは９月２日、お越しください。１３：００〜１６：３０＠秋田公立美術大学アトリエももさだレストコーナー