1月14日のみらくるカフェ
あらためまして、新年あけましておめでとうございます。
本年もみらくるカフェ、新屋参画屋をよろしくお願いいたします。
早速ですが、まちづくりワークショップの多くは「まちづくり活動の実践」を主要な目的として、担い手づくりの視点からは、実践の過程で学んでいくよう位置付けられている傾向があると思われます。
参画屋のみらくるカフェは少し異なり、まちづくりの担い手として求められることや、「まちづくり」の考え方をワークショップを通じて学ぶことに主眼を置き、「まちづくり活動の実践」については自己実現とすり合わせながら、その具合を確認したり調整したり、考察したりするスタイルを採っています。
なお、みらくるカフェでは「まちづくり」を次の三つの方法によって地域資源の価値を高める(回復する)こととしています。
・発見
・使用
・用途変更を含む活用
また、これらの方法に
・情報公開(活動報告やイベント告知、広報などを含む)
をセットにすることで、地域資源の公共的性質を高めることを担う人々をまちづくりプレイヤーと位置付けています。
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前置きが長くなりました。みらくるカフェのワークショップは、新年早々ヘヴィなものをご用意してしまいました!
※「願い」、「ねらい」というワードの選択には、社会学者の谷亮治さんの言説を参考にしました。
昨年夏ごろからチームが二つでき、数ヶ月かけてそれぞれのチームが掲げる「夢」や「目的」、それに至るための達成すべき事「目標」などを組み込んだ「宣言文」なるものを作りました。
その「宣言文」に記されたことに関係する何か(企画①)を、12月18日〆切で実行してもらいました。
今回は、宣言文と企画①の振り返りと企画②の計画を立てることが課題でした。
ワーク1 「宣言文」の分解と分析、企画①の宣言文との整合性を考察する
上に記したように、宣言文には夢や願い、目的、目標が組み込まれているのですが、改めてそれを解して「願い」「目的」「目標」に分けるとともに、決断が他者に委ねられている具体的な事項を「ねらい」とし当てはめるワークで、宣言文を分解しました。
図 ワーク1のためのワークシート(作成:齊藤夏帆さん・秋田公立美術大学景観デザイン専攻3年生)
宣言文の分析後、宣言文の目標にあたる企画①をシートに記載し、それがどのような関連性で実施されたのかを確認し、企画①の振り返りとしました。
ワーク2 企画②を計画する
企画①の振り返りを行った後、少し休憩を取り企画②の計画会議に入りました。
ついつい何を決めなければならないか忘れてしまいがちなので、右のワークシートを用意しました。
まちづくり活動はやる気の爆発でしょうか、楽しいからでしょうか、どうしても自分たちがやる!という勢いのあまり、誰とやるのかということや、誰かに伝えようということがおろそかになってしまいます。つい忘れるというか…。
みらくるカフェでは、「公開」や「公開する能力」を最も重要だと見ていますので、最も抜けがちな「誰と」するのかという項目も置きました。
図 ワーク2のためのワークシート(作成:齊藤夏帆さん・秋田公立美術大学景観デザイン専攻3年生)
※企画②の内容については、みらくるカフェの参加者のみなさんからあるはずなので割愛いたします
次回は2月4日(土)13時〜 難しいふりして楽しい、遊んでるふりして学べる場を目指しております。
一回も行ったことないんですが…という方でも、絶対に大丈夫です。
普段と違うことしたい、違うコミュニティに触れてみたいという方も大歓迎です^^